Thursday, October 14, 2010

Molokaiを終えて



レースを終えて数日たちました。レース翌日はゆっくり1日中ブログを書きながら休んでいましたが。。。その次の日の火曜日からは普通の生活の始まり。

火曜日は日本からMolokai Hoeを取材しにきていていつも相談に乗ってくれている木下さんに朝からLanikai BeachでPhotoshootをする事に。こういう形で写真を撮られるのは初めてだったので緊張しましたが。。。結構楽しかったです!木下さんありがとうございます!いろいろとまた話せてよかったです。写真を何枚か頂けるという事なので頂いたらブログにもアップします。
(以前木下さんにとってもらった写真)
夕方はMolokaiでKailuaのメンズチームが使った5艇のカヌーをしまいながらビールを飲みました。こんな最高な仲間と出合えて幸せです。また来年一緒にOC-6を漕ぐのが楽しみ。
今日は母親とアレックスのお母さんと一緒にランチをしました。定食屋で大好物のカツカレーを食べて大満足。その後はAla Moana モールに行きましたが。。。今まで買い物ばかりしてたけど興味あるものが全くなくBarnes and Nobleという本屋で本をずっと読んでいました。どんどんパドリングにのめり込んで行くと買い物とかはどうでもよくなってきます。

夕方は疲れを取る為にKailua Beachの砂浜を40分ほどランニング。ハワイは砂浜がきれいなので裸足で海岸沿いを走れる。犬の散歩をしたりランニングしている人もすごく多い。走り終わったら海に飛び込み泳ぎました。

Molokaiまではレースのことしか頭になかったけどMolokaiを終えいろいろと自分の中で考える時間が増えました。あれからはいつも頭の中が考えでいっぱい。。。今回のLukeのアクシデント、Kailuaのメンバーの気持ち、絆。Lukeに大しての世界中からのパドラー達の愛情。本当に彼はパドラーとして凄いだけでなく人間としてもすごいと思います。

世界には速いパドラーは沢山いる。でも中にはただ速いだけのパドラーが多い。ハワイに来てからも「彼は速いけど性格が。。。」とか「彼は速いけど自分だけのことしか考えていない」という言葉がよくハワイでもかわされている。

今回この機会をかりて自分でもこれからどういうパドラー、どういう人間になりたいか考えた。自分は速いだけのパドラーにはなりたくない。ただのトップアスリート、ただのコンペティターには絶対にならない。自分もLukeみたいにパドリングコミュニティーだけでなく周りの人間皆にリスペクトされ、愛される存在になりたい。そうなるには周りの皆を立場関係なくリスペクトし愛すことが必要。色々自分を変えなきゃいけないとこもいっぱいある。でも最終的にはLukeみたいに速いだけじゃない人間になれるように頑張りたいと思います。

これは自分のパドリングや自分が漕いでいるクラブの事だけを考えるのではなく他のクラブのパドラー一人一人を平等にリスペクトして日本にいる全パドラーに平等に対応することが必要だと思う。僕は今回Lukeが怪我してFacebookやocpaddlerの人達がどれだけ彼をサポートしているか見て感動した。

日本のアウトリガーカヌーの世界も他のクラブの人間と一緒に漕いじゃいけないとか練習しちゃいけないとか。。。そういう堅い決まり事なしで全パドラーで力を合わせレベルをあげてアウトリガーを普及させたいと思う。

近いうちにパドラー達の間の壁がなくなるのを楽しみにしています。

Paddle With Aloha,
Kenny

Tuesday, October 12, 2010

Alex's Molokai Hoe



アレックスがMolokai Hoeの感想をブログにアップしていますよ!いい内容なのでCheck it OUT!!!


Kenny

Monday, October 11, 2010

Molokai Hoe 2010




昨日速報で伝えたように無事Molokai Hoe 2010を完走しました。初めてのKaiwi Channel, モロカイ島、初めてアウトリガーカヌーでの海峡横断レース、島から島まで渡る事、すべてが最高の経験で。。。言葉にできません。でも日本で応援してくれているかたも沢山いるしこの経験をできるだけ色んな人に知ってほしいので。。。長くなると思いますが興味がある人は読んでください:)

前日-10月9日2010年

フライト:
僕たちKailua Canoe Clubやハワイのチームはあまり早くMolokai入りをする必要がないのでレース前日や金曜日にモロカイ入りします。

今年Kailua Canoe Club Open Mens Programの2チームは小さい航空会社のチャーター便を借り、モロカイへ向かいました。このTrans Airという航空会社のパイロットが以前Kailua Canoe Clubで漕いでいた人という事で今年も前年と同じくスポンサーしてもらい安くで航空券をもらいました。普通の航空会社と違いチャーター便のいいとこは:
  1. セキュリティーチェックがないので大量の水なども持ち込める
  2. チェックインできるバッグの制限がないのでレースで必要なキャンバス、パドルなども有料ではなく無料で持ち込める。
  3. 離陸10分前に空港についても余裕です。

ということでとっちかというとバスみたいな小さい飛行機でモロカイ島へ向かいました!フライトは短くたった20分ぐらいでモロカイ島へつきました。

Rigging and setting up the canoe:

Molokai島へついたら大きいバンが2台僕たちをピックアップしにきてレースサイトのHale O Lonoへ向かいました。Hale O Lonoへの道は40分ほど赤土で砂ほこりがすごくまいていました。僕たちはバンの中だったので大丈夫でしたが。。。トラックの荷台に乗っているチームもい、砂だらけになってかわいそうでした 笑

Hale O Lonoにやっとついてびっくりしたのは本当に田舎で何もないとこだということ。本当にカヌーが121艇あるだけでスピリチャルなものを感じました。

自分たちのカヌーを見つけてからカヌーのリギング、ベーラーを2番、3番、4番のガンネルにつけ、スプラッシュガードやいろいろとカヌーをセットアップしました。

ちょうど僕たちがこれをやっているときに茅ケ崎カヌークラブの皆もHale O Lonoにいたので
挨拶していました。日本から今年もチームが参加していてよかったです。タヒチのチームやTeam Primo, Livestrong, Outrigger Canoe Club, Outrigger Australiaなどもいてモチベーションが上がりました 笑
リギングが終わるとHale O Lonoを出て公園へ。できるだけ変にお金をかけたりジャンクフードを食べないようにOahuのCostcoでハムやターキー、レタス、マヨネーズ、食パンなどを買ってクーラーボックスに保管していた材料でみんなでサンドイッチを作って食べました。

Hotel Molokai:

昼を食べ終わってからはMolokai Townのスーパーへ行って朝ご飯を買って僕たちの宿泊先のHotel Molokaiへ行きました。このホテルはすごくキレイで過ごしやすかったです。写真を取ったので何枚か載せます。
(モロカイのSouth Sideの水は赤土のせいで海岸沿いの水が赤いらしいです。
(レース前日になってやっともらった今年のユニフォーム 笑)
ホテルについてから夜まで暇だったのでまだ時間が速いからいいかという事でワインとビールをプールサイドでみんなで数杯飲みました 笑

夕飯はホテルのレストランで。。。価格が高くてみんなびっくり。皆1番安いパスタを選んでいました。食事中も基本パドリングの話し。僕のテーブルは皆Kamanuで働いている人達だったのでカヌーの話しなどでもりあがりました。僕たちKailua Open Mens Programは18人中9人がKamanuに関わりがあります 笑

前夜ミーティング:
食事後は皆でコーチの部屋に集まり前夜ミーティングをしました。監督のHankがモチベーションをあげるような話しや明日必要な事を伝えてくれました。

  • 彼が言うにはOC-1はOC-6とまったく違う。OC-1は体重が軽くて筋量が多い人が有利だという。確かにOC-1は10kgちょっとのカヌーを軽い人が乗って漕いだ方がカヌーも軽いし有利だ。逆にOC-1は体が大きすぎてパワーがすごくあっても軽くてOC-1が漕げる人にはかなわないと言う。しかしOC-6はまったくの別物。OC-6を漕ぐ時は200キロのカヌーを6人で動かす。なので体が細くてOC-1が速いだけじゃだめ、OC-1は遅いけどパワーがあるパドラーの方が必要だといいます。しかもカヌーが重いのでなによりもタイミング、みんなでカヌーを滑らせる事が1番重要だと教えてくれました。これは確かに僕もハワイにきて思いました。OC-1で速いのも有利ですが体が大きくOC-1が遅い人でもOC-6ではすごいパドラーの人は沢山います。
  • カヌーが走っていない時はカヌーの中の誰かが漕げていないかとか色々と原因を見つけようとするのではなく一人一人自分の漕ぎを直せという事。誰かのせいだと攻め始めても何も変わらない。自分より漕げない人がいるならそのピッチに合わせるとか漕ぎをフォローしやすくするように変える必要がある。でも何が合っても他の人を攻めるな。自分を攻めろといわれました。それを聞いて確かにそうだなと思いました。
  • 最後に監督が僕たちになぜうちのクラブで1番OC-1で速くてハワイでもトップのLukeがOC-1が速いかについて皆の前で語りました。Lukeは自分の食事、栄養などを気にしたりYogaもしているがなによりも誰よりも練習をしている。速い原因は他に説明できないと言っていました。そうすうとチームメイトがLukeが速いのは誰よりもハートが大きいからだと言いました。だれよりも勝つ事にこだわりカヌーに乗ったら毎回全力を尽くしているしさぼりはしないからだと言っていました。
  • Luke自身に皆で聞くと自分は速くなりたいから練習しているだけでどうせ練習するんであれば100%毎回尽くした方がいいからだと言っていました。彼が言うにはレースで1秒や1分で負ける事があっては絶対にいけない。なぜかというと1秒や1分なんて技術の問題ではなく気持ちの問題だからだ。彼が常にレース中意識しているのはレースが終わった後に死ぬぐらいの気持ちで漕いでいるか。レースが終わって倒れそうでないと言う事は死ぬ気で漕いでいないから。これを聞き僕はびっくりしました。アメリカで「死ぬ気」でなにかをするとかそういう事を聞いた事はなかったけど初めてここで聞きました。これを聞いてぼくも常に『死ぬ気で全力を尽くす」ということを意識しようと思いました。
  • 最後にHankが哲学者のソクラテスの言葉を僕たちに説明してくれました。有名な話しなので皆さん知ってるかもしれないけど知らない方はこちらで読んでください。
ハワイに来て知った事は本当に速い人は誰よりも努力しているしメンタル面もそうとう強いという事です。

その後に翌日のレースのスターティングメンバーの発表がありました。スタートメンバーは第1チェンジを行っていい場所まで30−40分ほど漕がなきゃいけません。最初のチェンジのとこですごく混雑するのでスタートではできるだけ前に出たいという事で全チームベストメンバーでスタートします。僕は3番でアレックスは5番のスターティングメンバーになりました。

ミーティングが終わり全員のモチベーションが上がり夜22時にはみんな部屋で寝ていました。

当日-10月10日2010年

Hale O Lono and Pule:

朝は5時にスクールバスでHotel Molokaiを出発だという事で4時に起きました.朝ご飯はハワイに来てからレース前や練習前によく食べるオートミール。腹持ちが良く消化にもいいそうです。
Hale O Lonoに到着すると会場はパドラー、取材のカメラなどで一杯です。僕たちはカヌーの最終確認をしてファーストクルーとエンジンをくみました。最後にはレース前の開会式。

主催者のOHCRA代表の人が全パドラーに感謝の気持ちを込め挨拶をしていました。今年はハワイ、タヒチ、アメリカだけではなくロシアやドイツ、イタリアなどからもチームが参加していたそうです。最後にはPule(お祈り)をしました。僕はこの瞬間鳥肌がたちやっと今までずっと夢にみていたMolokai Hoe, Kaiwi 海峡を漕げるんだと感動しました。

Molokai Hoe:

レースはスタートラインに全チーム並び、僕たちは1番インサイドの場所で並んでいました。そしたらスタート時刻8時の3分前だったのに急にレースがスタート。スタートはダウンウィンドでHawaii Kai Runみたいな乗りやすいうねりでした。僕たちはいいスタートができファーストチェンジまではLivestrong 2nd Team, Team CaliforniaやLanikai 2nd Teamと競っていました。

Molokai海岸沿いの最後のポイントのLa'au Pointを過ぎたらファーストチェンジが可能なので伴走艇が自分たちのカヌーを探そうとして海はうねり、風波、伴走艇の引き波で大荒れ。やっと僕たちのエスコートボートが見つかりファーストチェンジをしました。

このレース、僕はずっとダウンウィンドのレースだと思っていましたがレースはほとんど横か後ろ斜めからの風波とうねりだらけ。それに乗れたらよかったのですがそれに乗るとOahuを逃してしまうので大きいうねりにドロップインするというよりも少し乗って繋ぐという感じでした。

この日のコンディションはKaiwi海峡はここ5年間で1番荒れているコンディションだったそうです。風とうねりはパーフェクトだったのですが潮がずっと逆だったのでうねりのサイズが倍になりほれているうねりのような感じでした。逆潮が強く白波だらけ。多分トップ10位ぐらいのチームは逆潮でも問題なくうねりに乗っていたのですが僕たちは時々乗れるぐらいで。。。大変でした。

僕は今回のレースアレックスとパートナーで一緒にカヌーに入り一緒にエスコートボートに乗る感じでした。エスコートボートに乗っていても船がひっくり返るというようぐらい荒れていたし。。。Kaiwi Channelの凄さをしりました。

正直夢中になって必死に叫びながら漕いでいたのであっという間に感じました。僕たちは北側のコースを取り、レース中に他のカヌーはほとんど見えなかったです。それでダイアモンドヘッドに近づくと他のチームがいっぱい合流して競り合い。最後のダウンウィンドのDiamond沖で僕はカヌーに入り、全力で漕ぎました。いいうねりを何本か繋ぎオーストラリア選抜のTeam Australiaを抜き最後のチェンジへ。僕とアレックスはそこで交代して伴奏艇でフィニッシュ。Waikikiについて本当に感動しました。アドレナリンのせいか最初はゴールしてもまったくきつくなかったです 笑

僕たちは結局121チーム中32位。初のMolokai Hoeにしては最高だと思います。今年はレベルが非常に高く、トップ10に入ったのはタヒチの6チーム、ハワイの3チーム、オーストラリアの1チームです。その中でこの結果は嬉しいです。

Molokai Hoeの結果はこちらから。僕たちは32位のKailua Canoe Club #2です。

レース後:
フィニッシュについたらKailua Canoe Clubの女の子達がテントや食事、ビールなどをセットアプしてくれていました。そしたらアレックスの親と僕の母、母の友達のトモさんがお迎えにきてくれてました。わざわざきてくれて嬉しかったです!
その後は。。。いろんなパドラーたちとビールを飲んだりご飯を食べたり。。。結局レースは2時には終わっていたのに6時まで飲んでいました。でもレース後の楽しみもMolokaiレースの1部なのだなと思いました。

感想:

このレースを終えて思った事は沢山ありますが。。。1番はこの海峡、このレースの凄さを知りました。海も凄いけどチームの速さも半端じゃない。

後1番思ったのは日本のチームからこのレースに出るのであれば各クラブで目指すのではなくTeam Japanで出ることです。経験するには各チームで出るのもいいですがやっぱり戦って世界のパドラーになめられないためにはTeam Japanででるしかないと思いました。Molokai Hoeでは9人パドラーが必要です。その9人全員似たレベルじゃないとチェンジしていて絶対いいコンビネーションと悪いコンビネーションが生まれてしまう。なので日本から漕げるパドラーを9人集め、合わせて出場することが必要です。その為には日本の各クラブのプライドを捨てて協力する必要があると思います。じゃないとスポンサーも集まらないし大金払ってきついレースになるだけです。1回経験するためのレースは必要ですが僕は次からは「経験するため」のレースではなく『勝負するため」のレースをしたいと思いました。

という事で2010 Molokai Hoe, は以上です!

これからは数日間休んでOC-1の練習にいどみたいと思います!

Paddle With Aloha,
Kenny

*Kailua Canoe ClubのFirst TeamはKamanuの社長でもありハワイでも有名のパドラーのLuke Evslinに伴奏艇のプロペラがあたり大けがをしてフィニッシュできなかったのです。ファーストチェンジの時に起こったのでカヌーに乗っていた6人は伴奏艇なしでHawaii Kaiまで漕ぎきりました。多分チェンジなしでフィニッシュまで漕いでいても60位ぐらいで入ってきてたようなタイムでした。

LukeはヘリコプターでMauiへ運ばれ手術をして今は入院していますが笑顔で大丈夫です。神経や内蔵も運良く切られていなかったのでよかったです。

見ての通りMolokaiレースは海が荒れているので何がおこるか分かりません。Team Primoの選手もウォーターチェンジを行う際に大きい波がカヌーを揺らし肩を脱臼したり昨日のレースではケガ人が十名以上でたようです。

僕はLukeのおかげでハワイに来られているようなので。。。皆さんLukeのためにお祈りしてあげてください。彼ほどAlohaな人間は今までに会った事がありません。



Sunday, October 10, 2010

Molokai速報



応援メールくれた皆さん、ありがとうございました!

という事で初Molokai Hoe, 完走しました。今年はここ5−6年間で一番風とうねりがあり相当ハードなコンディションでした。本当にKaiwi Channel(モロカイ海峡)の凄さを思い知らされるレースだったな。。。

でも今日はフィニッシュした1時から今までずっと会場でお酒を飲み、酔っぱらってるのでこの辺にしときます。レースご飲みゲームをハワイで一番速い選抜チームのTeam PrimoのメンバーやLivestrongのメンバーとしたり 笑 本当にいろいろと最高のレースでした。

とりあえず無事終了したという報告でした!

僕たちの順位は121チーム中31位。史上最高のチームが今年集まった中(タヒチから今年は7チーム、オーストラリアの選抜チームが2チーム、カリフォルニアの選抜チームが1チーム)31は相当いい順位だったと思います。

ちなみに日本から初参加のChigasaki Outrigger Canoe Clubも101位で無事完走しました。あの海の中日本人だけで漕ぎきったのはすごいと思います。会場で挨拶できなかったですがおめでとうございます!

では今夜はとりあえず寝ます 笑

あ、後レース写真などはOcean Outrigger Canoe Clubのブログから見れます!Check it out!
http://blog.oceanaloha.com/

おやすみなさい!

ALIIIIIVE!
Kenny

Saturday, October 9, 2010

出発前日




いよいよ明日の朝Molokaiへ出発します!

ということで今日はリラックス。アレックスがTownへ髪を切りに行ったので俺はその間Kaisersで1時間ぐらいサーフィンしました。サイズは1−3フィートぐらいで時間的にも空いていたのでリラックスできました。やっぱりサーフィンすると頭の中がすっきりする!
夜はチームメイトから誘われ仲いいパドラー8人ぐらいで彼の家で夕飯を食べながらレースの話しをして盛り上がりました。皆でパスタを作りピザを頼みました。去年は3チームしか参加しなかったタヒチのチームですが今年は7チーム参加するらしいです。後オーストラリアの選抜チームやTeam Primoも参戦するのでKailuaのファーストクルーはトップ10、KailuaのSecond Crewはトップ20を目指して頑張ります。
いよいよ待ちにまったMolokai Hoe.僕の父親が初めて参加したのをかすかに覚えています。これから何回も渡る海峡になると思うがやっと第一歩に踏み出します。まだパドル歴2年ちょいですが自分が今までやってきたことをしっかり信じながら頑張りたいと思います。今回はアレックスとも一緒のチームで渡れるし。。。。今まで日本人でMolokai参加した人での1番いい結果ってなんなんだろう。。。とりあえず日本人の誇り、日本で応援してくれている皆さん、家族のためにもがんばりたいと思います!

とりあえずこれでMolokai前の最後のブログエントリーになります。また帰ってきたら感想かきますね!

Paddle With Aloha,
Kenny
気合いいれるためにバリカンで自分の髪を切ってみました!でこぼこだけど髪型なんて関係ないし!笑

Thursday, October 7, 2010

練習最終日




昨日はオフで1日中家でゆっくりと体を休めました。おかげで今朝起きたら筋肉、疲れなどが全部回復していました!

それで今日はこれからレース前の最終練習。恐らく短めのスプリント系の練習になると思います!OC-6を漕ぐのも今日とモロカイを含め後2回。ハワイに来てからOC-6を漕ぐ面ではすごく上達したしこつがつかめたと思います。練習の成果がだせるようにがんばります!

ちなみに今年はMolokai Hoeがオンラインで生中継されます!!!多分画面に映るのはトップ5チームで日本時刻だと夜中だけど。。。興味のある方は是非みてください!史上初の生中継で解説も入る予定です!しかも今年は今までで1番多い120以上が参加するということです。

http://www.livestream.com/oceanpaddlertv

ハワイの日曜朝7:45分から放送されます!

でわ最後の練習頑張ってきます!

Paddle With Aloha,
Kenny

Wednesday, October 6, 2010

最高なダウンウィンド





今日は用事がなかったので朝ゆっくり寝てからKailua Beachへ。

日曜日からずっと風が吹いていたので日本でも時々OC-1を一緒に漕いでいる仲間のYakuさんと一緒にOC-1 を軽く漕ぎました。Yakuさんは茅ケ崎のチームと今年Molokai Hoeに出場するためにきています。
最近毎日雨っぽかったKailuaですが今日はなんと晴れ。大きい北東うねりも入っていて風もびゅーびゅーでした。Molokai前で夕方OC-6の練習があるので心拍数を140前後に合わせ60%ぐらいでアップウィンドを25分ぐらい漕ぎました。沖にどんどん出て行ったけど。。。まじデカイ 笑 久しぶりにこんなに大きいコンディションでした。

沖についてからダウンウィンドをしましたが。。。最高!本当にうねりが大きく昔だったらうねりを下るか躊躇していましたが躊躇してブレーキかけると逆にラダーが浮いてコントロールきかなくなるのでどんどんうねりに乗って行きました。凄くスピードが出たし本当に最高でした!
ついつい60%で漕ぐつもりでしたがうねりに乗りたくて心拍数も時によっては上がってしまいました 苦笑。

最後に遠くから叫び声が聞こえると思い後ろを振り向くと。。。やくさんが頭オーバーぐらいのトップが割れている波に乗っている!笑 さすがラフティングのトップ選手だったのでコントロールうまくしていました。でも海からあがったら満面の笑み。よかったです。

漕ぎ終わったらLanikai Juiceへ行ってAcai Bowlを食べながら日本のアウトリガーカヌーやパドリングについて色々と話せました。やっぱりこうやって他クラブのメンバーと話したりするのも必要ですよね。特に日本でアウトリガーカヌーを盛り上げて行くなら各クラブの中でもりあがっているだけじゃ意味ないし。。。なんだかんだいって「交流」は大切だと思います。

そして帰ってきて少し休んでからKailuaのOC-6練習。今日はレース前なので4分スプリント1分休みを3セット海岸沿いを漕いで2分スプリント30秒休憩を4セット沖にでました。うねりのサイズはさらに上がっていて暗くなりかけていたので少し怖かった。僕は5番に座っていたのでうねりに乗る際一番重要のシート。うねりに乗る時は5番と6番がプッシュすればカヌーはうねりを下る。しかも今日はサイズもあったので5番でポークを結構入れる場面も多かった。

ほとんどずっとうねりに乗り繋げれました。初めてあんな大きい日にOC-6でダウンウィンドしたのですごく新鮮。キャンバスもついていなかったので終わった時には半分カヌーが沈んでいる状態でした 笑 途中で乗ったうねりが大きくてノーズがほぼ刺さり5番シートの僕の顔にまでバケツで水をかけられたぐらいの勢いで水がかかりました 笑 3艇でレースして練習中ずっとトップを走っていたのでよかったです。

ハワイに来て一つ気づいた事は。。。1番大切なのはパドルを水の中にさし最初にパドルを弾く瞬間のスピードとアグレッシブさ。ハワイにきてみんな速い人はそれができている。僕も先週からそれを意識しているので最近できるようになってきました。それだけで全然違う。。。なんか今までどう漕いでいたんだろうって考えさせられました 笑

ということで久しぶりに楽しい1日でした!
これアレックスのトラックのベッドです。タオルが干せて便利。アレックスはこれを誇りに思っています 笑

Paddle With Aloha,
Kenny

Tuesday, October 5, 2010

Young Brothers




Molokai Hoeに出場した人はこの名前を皆知っていると思う。Young BrothersとはHonoluluのダウンタウンにあるシッピング会社です。車や大きい荷物、コンテナーなどをカリフォルニアやハワイのアウターアイランドに運んでいる会社です。
今日は朝4時半に起きてMolokai Hoeで使用するレース用カヌーをコンテナーに載せに行きました。ハワイから出場する全チームがカヌーを今日届けていました。各クラブ10名ぐらいパドラーたちがきてカヌーをトレーラーからオープンコンテナーに載せる手伝いをしにきていました。(OC-6は長いので一番大きいコンテナーに収まりません。なのでハワイではわくがないオープンコンテナーに載せて結びます。

今日だけでも100艇近くのOC-6がYoung Brothersに運ばれていました。いつか日本チームでカヌーをここに運ぶ日がくるのかな。。。その日が楽しみです!

その後は直接Kamanuへ行き夕方のクロストレーニングへ。

ハワイにきて思いました。練習にしっかり出席してるだけでは上達しない。出席して毎回全力を尽くす事が上達する方法。

これからもこれを意識しながらがんばりたいと思います!

それで帰ってきたら。。。アレックスのお母さんが大好物のカレーを作ってくれてました!しかも。。。アフロドラえもんカレー 笑 本当に遊び心があって最高です。
明日は日本からMolokaiにでるためにハワイに早めにきたヤクさんとOC-1を午前中に漕いで昼ご飯を食べる予定です。それでその後はOC-6練習。モロカイまで後2回の練習です。全力尽くして行きます!
Paddle With Aloha,
Kenny

Sunday, October 3, 2010

Long Paddle



今日は朝からモロカイ前最後のロングパドル。いい天気と風、うねりに恵まれました。

今日の練習メニューは3艇でレースしながら30分から40分のインターバル。コースはWaimanaloから来週のMolokai HoeのフィニッシュのHilton Hawaiian Village前。合計30kmの練習でした。
今回はブログに練習後ポストするためにGPSをつけました。練習では帆走艇がついていましたがパドラーが2チーム分の18人ちょうどだったので30kmチェンジなしで漕ぎきりました。僕はずっと2位のクルーで今日は漕ぎました。時によってはダウンウィンドの時はファーストクルーのカヌーにもついていけていた。GPSのデータを見れば休憩をとっている時間が分かる。

今日のコンディションは結構いい方で初めてあんな大きいうねりにOC-6で乗った気がする。5番シートに座っている時は常にアマが上がらないようにとカヌーがスピンアウトしないようにステアーを手伝わなきゃいけない状態。データを見ても分かるだろうが休憩時間をいれても平均時速10km,最大時速は23.2kmでした。

Hilton前についてからは3艇ともトレーラーに乗せて解散。One Way(片道)の練習の後パドラーの彼女達が迎えにきてくれ皆で3台のトラックに詰め込み車が置いてあるスタート地点まで戻る。練習後にトラックの後ろに座り、景色を見たり昼寝をするのは最高!一気に疲れも取れます。

今日がモロカイ前最後のハード練習となり今週は軽めの練習になります。ハワイにきてKailuaで練習始めてから毎週ロングパドルをしているので体がなれてきて疲れもたまらないような体質になってきた。後OC-6を荒れたコンディションで漕げるように、ベールやカヌーの中でのかけ声、モチベーションのあげ方などすごく勉強になりました。

なによりも来週のモロカイが楽しみです!

最近写真がすくなくてすみません。。。なかなか写真を取る余裕がなくて。。。

Paddle With Aloha,
Kenny

Saturday, October 2, 2010

Pacific Paddler




ハワイで一番有名のパドリングマガジン、Pacific Paddlerの10月号がでました!PDFファイルとしてオンラインでも見れますよ!興味のある方はこちらから.
今日はオフの1日だったので朝はゆっくり、昼はいつも通っているMorning Brewに行きました。メールをチェックしたり、Pacific Paddler最新号をみたり、最近読み始めたThe Waveという本を読みました。この本、久々にはまりました。世界中の波やうねりを見ながら地球温暖化などについて話している本です。本当に100feet の波というのは立つ可能性があるのかとかLaird HamiltonなどをフォーローしてインタビューやLairdの体験についても色々と書いています。

2時間ぐらいカフェでゆっくりした後にはKailua Canoe ClubでもチームメイトでもあるJordanから川でビール飲みながら釣りしようと誘われましたが僕は晴れていて風も吹いていたので遠慮して自転車でLukeの家までまた通い1時間ほどパドルしました。
今日も昨日と同じコース。明日3時間のハードな練習が待っているので軽く漕ぎました。フラットでは自分にたりない体のひねりや前でのキャッチを意識しながら。。。結構いい感じになっている気がします。

今日は風が吹いていたのでダウンウィンドもそこそこ楽しめました。

帰ってきたらアレックスから釣りの話し。アレックスの犬ぐらいの大きさのバラクーダが連れたそうです。本当にそんな大きかったのかは疑いますが楽しそうでした。ハワイはパドルしたり釣りしたり本当に安上がりの遊びがあって最高です!

今日の〆はこのビデオ。


フランスのダウンウィンドビデオです。これから日本も寒くなりますがこれを見てがんばってください!

Paddle With Aloha,
Kenny


Friday, October 1, 2010

Beach Cruiser



今日は練習まで珍しく時間があいていました。アレックスは前回彼のブログでも書いていたように7ヶ月ずっと漕いでいたのでもう漕ぎたくないという感じ。なので今日は僕一人で川沿いに住んでいるLukeの家までアレックスのビーチクルーザーで行きパドルしてきました。
バックパックにタオルとか色々といれパドルはゴムチューブでとめて30分ぐらいかけてパドルしにいきました。KailuaでもOC-1で速いLukeやMakanaはチーム練習いがいにもSecret Trainingを一人でしている。なので僕もフォーム確認や体の疲れを解す為にこれから時間がある時は自転車で通ってOC-1を漕ぎたいと思っています。
今日は60%ぐらいで川から海へでてBirdshit Islandまでのぼり下ってきました。コースは1時間で10kmぐらい。今日は風もなくほぼフラットの状態。ハワイにきて初めてGPSとHeart Rate Monitorを使って練習しました。ずっとある事を忘れていて使ってなかったがやっぱり使うといい練習になる。
これが今日のData. 地図を見ても分かる通り半分以上は川でフラットウォーターを漕いでいる。川沿いに住んでいるパドラーは半分以上はフラットで練習しているというのがすごくわかりやすい。

ハワイにきてOC-6ばかりでOC-1をあまり漕いでいないがこれからMolokaiを終えるに向けてGPSを使いOC-1の練習をどんどんしていきたいと思います!

そして午後はKailua Canoe Clubの練習。1時間ぐらいでしたがスプリントばかり。やっぱりレース前はスプリント練が多いです。練習後はカヌーを週末の練習に向けてトレーラーに乗せました。日曜は20分のスプリントのインターバルでMakapu'uからWaikikiまで行きます。できたらGPSつけていきますね!

日本も晴れたらしいしHave a nice weekend!

Kenny